「船釣りにいくお店は決めたけど、初めて電話する場所だから緊張する。
電話の前に、用意することはあるかな。
また、電話をするタイミングを知りたい。
雰囲気が良くないときに備えて、断り方も知っておきたい。」
と思いませんか?
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 電話の前のちょっとした用意
- 電話するタイミング
- 電話で確認すること(断ることも想定した、やり取りの流れ)
なお、この記事は次の経験を通して記載しています。
- 関東在住、30年の釣り経験があり、130種類以上の魚を釣ってきました。
- 現在は、仕事と子育て(小学生と幼児)をしつつ、東京湾で年間100匹~300匹釣っています。
- 小学生のときに祖父から釣りを学んでから、ほぼ毎週父にせがんで一緒に行ってました。
- その結果、エサ、ルアー、フライと様々な釣りで、岸や船から楽しんでいます。
電話の前のちょっとした用意
あなたの状況について、次のことを把握しておくと、電話した際に話がスムーズになります。
- 釣りたい魚(最初はアジがオススメ。金額や道具に関わります。)
- 人数(一人でも利用できますし、楽しいです。)
- 利用日
- 道具の有無
- 初心者かどうか(自己判断で構わず、丁寧な説明を受けたいなら初心者ということにしましょう。)
お店のホームページの下調べ
電話を掛ける船宿のホームページで次のことを確認しておくと、お店の人の話が分かりやすいです。
- 対象としている魚
- レンタル有無
- 利用料金
- 利用時間
お店ごとにホームページが異なり見つけにくいので、分かる範囲で下調べすることになります。
なお、ブログ形式(日々更新)のページなら、直近の1週間程度を見ておくと安心です。
電話するタイミング
電話をする時間帯
午後5時30分〜午後6時ごろに電話すると、丁寧な説明が受けやすいです。
ほとんどのお店では、接客、出船準備・片付けの合間に電話対応をしています。
そのため、時間帯を選ばないとゆっくり話すことができません。
特に、出船・帰港時間の前後は、準備や片付けなどでスタッフ全員で対応しています。
利用する側としても、電話が優先されて「出発直前なのに質問できない」「安全面の配慮が疎か」では安心して利用ができません。
実際には、午前中(午前9時〜11時)もゆとりがあるお店は多いです。
しかし、出船している時間帯なので、タイミングによっては忙しい時もあります。
これらを考慮すると、午後5時30分〜午後6時ごろが、一番掛け直す手間を減らせるでしょう。
なお、お店によっては、ホームページに電話対応の時間が明記されていることがあります。
なお、電話を掛けたときは、最初に「初めての釣りで、質問があるのですが、今、お話できますか?都合が悪ければ、後で掛け直します。」から始めると、スムーズです。
「後にしてください。」と言われたら、都合の良い時間を訪ねて再度電話します。
ただ、もし雰囲気が悪いと感じたり、「初めてでは厳しいと思う」と言われたなら、他のお店に切り替えましょう。あなたにあったお店を見つけるチャンスとなります。
何日前に電話するか?
初めてなら、1〜2週間前を目安に電話しましょう。
もし、そのお店の電話対応に不安を感じたら、別のお店が探すことができます。また、釣りの準備時間も長く取れます。
何日前から予約できるかはお店によって変わりますが、1か月前から受け付けていることが多いです。
たまに1週間前からしか受付しないお店もあるので、その場合は改めて電話します。
電話で確認すること(断ることも想定した、やり取りの流れ)
電話で雰囲気が悪いと感じたら、利用したくありません。
そこで、気まずい思いをしないように「① 雰囲気の確認」「② 予約の確定」の2段階で、電話をかけます。
数日前に天気が荒れそうなら、「③【補足】事前確認」を行います。
初めての電話では、ほとんどの人が不安や緊張を感じるでしょう。
そこで、以下ではあなたが釣りたい対象魚さえ決まれば、「各項目を読みあげる」だけで使えるフレーズをお伝えしていきます。
電話をして、読み上げていけばあなたは快適に釣りができるでしょう。
「① 雰囲気の確認」の質問事項
- 初めての釣りをするのですが、利用できますか?対象魚は●●です。
- (利用できる場合、以降の質問)レクチャーを受けることはできますか?
- 釣れない時や困ったとき、船長に相談できるでしょうか?
- 竿、リール、ライフジャケットはレンタル利用できますか?
- 仕掛け※のレンタルや購入はできますか?
※ 仕掛け:針が結ばれた糸やオモリなど。 - 乗船代やレンタル等で、一人あたりの料金はどの程度でしょうか?
- 自分で持っていったほうが良いものはあるでしょうか?
- 船にトイレはありますか?
- 天気が悪い場合など、変更やキャンセルは何日前まで可能ですか?
(ただし、ドタキャンは避けましょう。他のお客さんの乗船のチャンスも奪ってしまうので、良い船宿でもそこは厳しいです。)
あなたが受け答えを聞く中で不安を感じたら、「日程を検討して、後日改めて連絡します。」と伝え、電話を切ります。
もし、好印象なら、そのまま下記のやりとりに移りましょう。
「②予約の確定」のためのやり取り
- 対象魚●●で、
- 〇〇狙いで、〇〇日に◯名で予約したいです。
- (電車なら)最寄り駅からの送迎はありますか?
- (車なら) 駐車場はありますか。駐車料金はいくらですか?
- 当日、何時までに到着すればいいですか?
※道具をレンタルせず持ち込むなら、次のことを確認します。
- 持っている竿※は、使用可能か?
※竿の「名称、長さ、負荷荷重、調子」を伝えて聞くことになりますが、竿の種類は多いので「分からない」と言われやすいです。その場合は、レンタルしましょう。 - (電動リールを持ち込む場合)、電源は船にあるか?
- リールの糸の太さと長さ
- 仕掛けの種類、オモリの重さ、糸の太さ、餌の用意の必要性
(ルアーなら)種類、大きさ、重さ - 予備仕掛けは、何個あると安心か?
③ 【補足】(荒れそうな時の)事前確認
強風など天候が荒れそうと感じたら、3日程度前に電話して日程変更を検討しましょう。
なお、風向きを考慮して、穏やかな場所を選んでくれる場合もあります。電話して、そのような説明があった場合は、チャレンジすることもできます。
まとめ
本ページでは、船釣りの予約電話について解説しました。
あなたが初めての釣りでも、この記事でお伝えした内容で電話がするだけです。
初めての釣りで緊張するのは当然です。
慣れた人でも、初めてのお店に電話する時には同じ気持ちです。そして、この記事で紹介した聞き方で実際にやり取りをしています。(「初めての釣り」ではなく「初めて利用する」とか微妙な違いはあります。)
東京神奈川周辺は、船宿も多くあり、あなたも良いお店も見つけられます。見つければ、本記事でお伝えした内容を確認すれば後は行くだけです。
なお、候補のお店探しは、次のページも参考にしてみください。
→簡単!船釣りなら、未経験でも一人で楽しい(店探しや準備も解説)
あなたがせっかく調べなら、電話せずに止めるはもったいないのではないでしょうか。
船釣りは、東京からでも1時間程度で行けるところにある、濃い自然体験です。
釣った魚も抜群に美味しいです。
あなたが釣りに行けると、親しい人に釣りたての魚を振る舞ったり、釣りに誘うことができる人になれます。そして、そのためには一つ利用しやすいお店を見つけるだけです。
あなたに合うお店を探してみてはいかがでしょうか。