本記事では釣った魚の包丁選びの重要性について、釣り人目線で記載します。
私個人の感覚ですが、包丁は手で握るため、竿と同じように感度が重要です。
竿選びと同じように、楽しみなが良い包丁を選べば、使うのが楽しいです。
加えて、手に馴染むと綺麗に捌けるため、作業効率も上がります。
ちなみに、釣った魚は美味しいですが、家族に処理してもらうと不満が溜まり、結果的に釣りに行きにくくなります。
一方、自分で処理すれば、新鮮で美味しい魚を家族に提供で、喜ばれて行きやすくなります。
数回だけならこんな漫画のように単純ではありません。
ただ、長くなると積み重ねでいずれかの状況になると思います。
→釣りの臭い対策③:釣りの臭い消し。洋服、道具、台所ごとに個別対応
1 包丁を選ぶときには感度を重視
個人的に調理器具も好きで、包丁も色々使ってきました。
その中で、使い易い包丁とは、自分が何をしているかを把握できる包丁と感じています。
特に魚を捌く場合は、「三枚おろしの時に背骨を感じる」「皮を引く時に、身と皮の間を感じる」などが分かると、断然上手く行きます。
価格が高いほど良いということではなく、手に馴染むかどうか、包丁の柔らかさなどが影響するようで、竿選びに非常に似ていると感じています。
以下では、ご自身にあう包丁選びの参考として、感度に影響する要素を解説して行きます。
1.1 手に馴染むかどうか
細かく書くと、持ち手の形、鋼の分厚さ、重さなどがありますが、結局は感覚に馴染むかどうかだと思います。
そのため、購入前には必ず持った方が良いと思います。
長く使うものなので、包丁専門店に行きながら購入すると良いと思います。
東京にもいくつかあるため、「かっぱ橋 包丁」「築地 包丁」などで検索すると見つかります。
意外と、老舗の包丁屋はあるため、「〇〇(住んでる地域) 包丁 専門店」と検索しても良いです。
ただ、ある程度の規模で品数が多い、専門店に行くことがおすすめです。
百貨店の調理コーナーでも置いてあるため、まずはそちらに行っても良いと思います。
個々に鍛造されている包丁の場合、同じ商品でもかなりバラつきがあるため、自分に合う一本を選ぶと良いです。(本当に世界に一本しかない感じです。)
注意点として、お店で触るときは、野菜を刻むような持ち方ではなく、実際に捌く時の持ち方で持つようにします。
特に捌く際は作業に応じて、持ち方を自然と変えていると思います。
三枚おろしの時と、皮を引くときの持ち方をして持ち易いかどうかが大切です。
具体の持ち方は、人によって若干異なると思います。その持ち方で扱いやすいことが、自分にとって良い包丁になります。
(おそらく、三枚卸の際は、親指と人差し指は刃付近の薄い部分に当てて固定する方が多いと思います。)
あまり捌いたことがない場合は、お店でオーソドックスな持ち方を聞いて、持ってみましょう。
1.2 包丁の刃の部分の柔らかさ
包丁は鉄ですが、鉄でも柔軟性の違いはあります。
それにより、反響感度が変わるようです。(正確性より、感覚の話として記載しているためご了承ください。)
使っている感覚では、ステンレスは硬く、鋼は柔らかいです。
同じ素材でも、その刃の厚さによっても柔らかさが変わります。
おそらく、焼きの加減でも変わるでしょう。
原理は別として、その結果、「下ろす際に、骨に当たっている」「皮を引く際に身に入っている」などの感度が変わってきます。
個人的には、鋼の少しだけ厚めだと分かりやすく、ステンレスは硬くて感度が鋭すぎると感じていますが、人によって異なるとおもいます。
また、重過ぎれば力が入りますし、軽すぎても自重で切れないせいか、感度が劣る印象です。
この点もとても竿に似ているなと感じます。
注意点として、鋼の場合は錆びるやすいため、そこは考慮が必要です。
鋼の中でも比較的錆びにくいものがあるため、専門店ならお店の人に相談しながら選択できるため、その点でも専門店がおすすめです。
なお、個人的には有次(京都)というメーカーが好きだったのですが、現在は京都だけのようで東京からだとなかなか行く機会がないです。
3 まとめ
本記事では、釣り人目線の包丁選びについて、記載してきました。
良い包丁を使うと、良い竿を使っているように楽しくなります。
処理は大変なのは事実ですが、すこしでも楽しく出来れば幸いです。
包丁関係に関して、次のページを作成していく予定です。
ぜひ併せてご覧ください。
→■研ぎ石について。研ぎ方
→■素材は鋼かステンレスか
※参考
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下記に「本サイト全体の目次」と、
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→釣ったサイトを美味しく味わう(カテゴリートップページ)