アニサキスの見つけ方(ブラックライトで可視化する方法と対策)

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のびるら
のびるら

「アニサキスが心配で、見つけ方を知りたい。ブラックライトならほんとに見えるのかな?
 また、効果的な対策や、アニサキスが多い魚や少ない魚を知っておきたい。」

と感じることはありませんか?

この記事を読むと次のことがわかります。

  • アニサキスの見つけ方
  • 「見えるブラックライト」と「見えないブックライト」の違い
  • おすすめのブラックライト3選
  • 使用時の注意点
  • アニサキスの発見例(魚種ごと)

この記事は書いた私は次のとおりです。

  • 30年の釣り経験があり、今でも年間100~200匹は捌いています。
  • 中学生までには自分で捌き、釣った魚だけで100種類ほど食べました。
  • 魚専用の包丁4本を自分で研ぐなど、道具にもこだわってます。
  • 妻は調理師として働いていた経験があり、2人で工夫しながら料理をしています。

もしあなたが、「自己責任では怖い」というならこの記事は見ないでください。
食べる人の体質、魚の個体差などでも一律にはなりませんので、自己責任に基づく判断が前提となります。
しかし、あなたが「自分で判断できる」と責任を持てるなら、この記事を読めば、冷凍や加熱をしないで、おいしい刺身を食べる機会が増やせます。

アニサキスの見つけ方

ブラックライトの選び方は後ほどお伝えしますが、適したものなら次の写真のとおり光って見えます。

赤丸の中にアニサキスがいます。
写真だとレンズを通しているので目立ちませんが、実物は発光するのでもっとはっきり分かります。

【画像】ブラックライトの見え方①
【画像】ブラックライトの見え方②

見てのとおり、通常の明かり(日光や室内照明灯)では見えにくいです。

なお、他のメリットとして、写真のとおりブラックライトがあると残った骨にも気づきやすいです。
また、身にくっついた鱗も比較的目立つので取り除きやすいです。
そして、刺身や塩焼きの際に、鱗や骨が口に入らず美味しく食べられます。

「見えるブラックライト」と「見えないブックライト」の違い

ブラックライトには種類があり、アニサキス用に買うためには商品選びが必須です。

あなたが、ネットで安いものを適当に買うと、アニサキスが見えずに後悔するかもしれません。

アニサキスが見つけやすいライトとは、「可視光線が”無い”もの」です。
可視光線が有ると、身などのアニサキス以外も発光して、アニサキスが目立たたず見つけにくいです。

ネットなどで手頃な値段のものは「可視光線も出る」ものが多いです。加えて、ブラックライト(UV光線)の光量が弱く、アニサキスが見つけにくいです。

これは私の失敗談で、「無いよりは、効果がありそう」と考えて安価なタイプを買ったのですが、アニサキスへの不安は無くせず後悔しました。

繰り返しとなりますが、「可視光線が”無い”もの」がアニサキスの発見に効果を発揮します。

補足:可視光線が出るものは、マニキュアや接着剤を固めるためには便利です。照らした場所が分かれば作業性が上がります。

おすすめのブラックライト3選

価格に関してですが、アニサキスによる医療費について知っておくと参考になるでしょう。

アニサキスを誤って食べて病院で内視鏡治療を受けると、治療費は2万円近くになるようです。
あなたが夜に刺身を食べると、深夜に発症することになるので、深夜料金が発生して2万円を超えるでしょう。

実際に、まわりの釣り人の話でも「苦しんだうえに、治療費が高かった」と聞くことがあります。

あなたが先にブラックライトを買っておけば、安く済むだけでなく苦しい思いも避けられます。そして、一緒に食べる人の安全にもつながります。

予防のためには、価格だけでなくアニサキスの見つけやすさも重視すべきではないでしょうか。
これを考慮し、信頼性に配慮した、おすすめのブラックライトを3つ紹介していきます。

ブラックミラーUVフラッシュライト

【特徴】

  • 電池と充電器が付属しているため、届いたその日から使用できます。
  • 性能にとってはランプ光源が重要で、こちらは信頼性の高い国産メーカー「日亜科学」製のランプが使用されています。一方で、ブランドとしての信頼性は不明確です。
  • また、ブラックフィルターによって可視光線を排除することで、アニサキスが目立つようになっています。

ハピソン アニサキスライト

【特徴】

  • アニサキスを探すことに特化したブラックライトです。
  • 防水性や明るさなど、キッチンでの使用を想定した仕様になっています。
  • 注意点は、電池は別売りです。
  • なお、魚の処理など有名な津本光弘さんという方が関わっているシリーズなので実用面での信頼性が高いです。
  • 会社(ハピソン)自体も、パナソニック関連会社なので製品としても安心です。

ハピソン アニサキスライト(充電式)

【特徴】

  • 上と同じシリーズで、こちらは充電式で、明るさと使用時間が強化されています。
    その結果、価格も高くなっています。
  • 「光の強さ = 安全性」です。明るいほど、発見しやすくなります。
  • あなたが家族に魚を振る舞うなら、安全性が高いこちらが候補になるのではないでしょうか。

使用時の注意点

以下の4つです。

  • 深いところは見えにくい
  • 魚の種類や部位によっては見え方に差がでる
  • シューノテラーバ(近種)は発光しない
  • ライトの直視は避ける

深いところは見えにくい

大きな魚で身の厚みがあると、深いところにいると見えにくいです。(大抵は、内臓に近いところにいるので、捌いた表面にいいることが多いです。)

奥にいないか不安だとおいしく食べにくいでしょう。

対策として、刺身にしてから照らして確認すれば、薄くなっているので確認できます。

魚の種類や部位によっては見え方に差がでる

カツオのような赤みが強い魚は奥まで光が届きにくく、見えづらいです。

そのため、カツオは味だけで考るなら身を厚く切るのがセオリーですが、心配なら薄めに切ってブラックライトで確認しましょう。

なお、ブリは比較的見つけやすいのですが、血合(背骨の両側)に限っては、光が奥まで届きません。
そのため、確認しやすい部分だけを刺身にして、心配なら血合いは避けましょう。

シュードテラノーバ(近種)は発光しない

シュードテラノーバという近種は、アニサキスと異なり蛍光では目立たないとのことです。

アンコウ、タラ、オヒョウ、イカ、ホッケなどの寒い(深い)場所に多いようです。

透明に近いアニサキスと違い、茶褐色で大きめなので、比較的見つけやすいようです。
関東での釣りがメインの私は、「みたことあるかな?」程度の印象です。

アニサキスと同じ症状になるので、心配なら自己判断での生食は避けましょう。

※出典:東京都保健医療局 食品衛生の窓(シュードテラノーバ)
 →https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/musi/02.html

ライトの直視は避ける

ブラックライトは、「UV(紫外線)ライト」とも呼ばれます。

肌に光を長めに当ててみると、太陽(日光)の日焼けを弱めたような感覚があります。
(アニサキスをチェックする短時間なら、そのような感覚は感じないでしょう。)

そのため、太陽を直視しないのと同様に、ブラックライトも目では直接しない(見ない)ようにしましょう。

なお、UVカットのメガネをしているなら、さらに安心です。
百円均一ショップでも紫外線をカットするメガネがあるので、用意してもよいかもしれません。

アニサキス発見例

ここでは主に「釣った魚」のうち、刺身で食べることが多い魚に限定して、「アニサキスが多い魚」や「アニサキスがいなかった魚」をお伝えしていきます。

なお、繰り返しで恐縮ですが、この情報があなたが食べる魚にアニサキスが「存在する」「存在しない」ことを保証するものではありません。自己責任での判断が必要です。

サバ

  • 大きくなるほどアニサキスのいる確率が高くなる印象です。
  • サバの刺身は非常に美味しいですが、安全が確認できたものだけを選んで食べましょう。
  • あなたが釣ったサバを刺身で食べるなら、ブラックライトでの目視が必須です。
  • なお、酢締めだけではアニサキスは死滅しません。冷凍などによる対策が必要です。

アジ

  • 今まで、東京湾で千匹程度はアジを釣って食べてきましたが、アニサキスを見た経験はありません。周囲からの話も聞いたことがありません。
  • そのため、アジはアニサキスのリスクが高くないようです。
  • また、身の色がブラックライトで確認しやすい魚なので、ざっと照らすだけでも安心感はさらに高くなります。

カツオ

  • アニサキスが肝についているが、身には一匹も入っていないことがありました。
  • 「アニサキスは内臓にいる」という有名な話がありますが、その認識に合致する魚のようです。
  • また、冷凍されたカツオならアニサキスが死滅しているので安全です。

ブリ(ワラサ)

  • 大きな個体でもアニサキスを見つけたことはありません。しかし、サバと同様の環境に生息する魚なので、確認したほうが安心でしょう。

マダイ、クロダイ

  • これまでアニサキスを見つけたことがありませんが、サバが生息する場所で釣れることがあるため、完全には否定できません。
  • 身が透明で、ブラックライトでの確認が簡単なので、安心感は高いです。

カサゴ、メバル

  • アニサキスのリスクは低いですが、他の虫がついていることがあります。
  • 人体に害はないものも多いようですが、見た目が良くないため、刺身にするときはブラックライトで確認しています。

アオリイカ

  • 稀にブラックライトで虫の反応がありますが、人体に害のない種類のようです。
  • アニサキスの確率は低い印象ですが、念のためにブラックライトで確認します。
  • 肝を刺身に和えると美味しいのですが、ブラックライトで発光するので、光が入りません。
    肝に限っては、細く刻んむ、網で濾すなどによりリスクを避けるようにしましょう。
  • なお、同じイカでもスルメイカはアニサキスが多いという話を聞きます。(ただ、私はスルメイカ釣りはしないので、他の魚と異なりお伝えができません。)

まとめ

この記事では次のことを解説してきました。

  • アニサキスの見つけ方として、ブラックライトが良いこと
  • 見えるブラックライトは、「可視光線が無い」ものを選ぶ必要があること
  • おすすめのブラックライト3選
  • アニサキスの発見例として、サバ、アジ、イカなどの各種事例
のびるら
のびるら

いかがでしたか?

あなたもアニサキスが心配なら、ブラックライトで対策してはいかがでしょうか。

安心感は美味しさにつながりますし、周りのひとも守ることができます。

再度おすすめしたブラックライトを下記に並べておくので、購入にあたって参考にしてはいかがでしょうか。」

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