釣りを始める際、釣具の購入が必要となりますが、多くの釣具屋は専門店であり、初めての訪れる場合は入りづらいと感じる方もいると思います。
一方、ネット通販は手軽さや価格の安さが魅力で、そちらを検討する方も多いと思います。
この記事では、実店舗とネット通販の使い分けについて、私の考えを記載します。
結論から言うと、それぞれにメリットがあるので、両方をうまく活用して、趣味としての釣りの楽しみが充実させることができます。
なお、連載として次のページもあるため、合わせてご覧ください。
- 初めて釣具屋①:釣具屋さんの活用方法
初めて釣具屋に行く方向けに、釣りを楽しむための店員さんへの相談方法などを解説しています。 - 初めて釣具屋②:コーナー紹介
お店での商品探しの参考として、釣りのジャンルやそのコーナー分けを解説しています。
1 釣具屋の実店舗を活用するメリットについて
インターネットでの購入が安いことは事実ですが、釣りの場合、地域や季節、ターゲットとする魚によって選ぶべき道具が変わるため、初心者は情報の選別が難しいです。
信頼のおける店舗を見つけたら、店員と相談しながらの購入すると無駄が生じにくく、結果的にコストパフォーマンスが良いと考えます。
私もたくさんの失敗を経験しました…。釣具はとても種類が細分化されていて分かりにくいため、今でも初めての魚を狙う場合は、ネットや本も調べつつ、お店に相談するようにしています。
気になるのは価格だと思いますが、小物の場合は郵送代を考慮すると実店舗の方が安く、リールや竿などになるとネットの方が安い傾向があります。
セール時期には、店舗での購入もネット通販と同程度の価格で可能です。
特にルアーなどの小物は、実店舗でさらに安く手に入れることも珍しくありません。
ゴールデンウィークや夏休み、春休み、年末年始などのセールが多い時期を狙うと良いです。
なお、店員さんからアドバイスをもらった場合、お礼も込めて実店舗での購入をおすすめします。
1.1 初めての方に、インターネットでなく釣具屋をお勧めする理由
- 同じ魚でも、季節や地域、場所によって釣り方が異なります。ネットの情報だけでは、実際に釣りに行く際の状況に適した方法を判断するのは難しいです。
- 釣り場には、立入禁止や駐車禁止などのルールが存在します。特に地域によるローカルルールは、ネット情報だけでは把握しきれません。
- ネットで紹介される釣り方法の中には経験者向けのものもあり、初心者がそのまま試すと落水や怪我のリスクが高まる可能性があります。
- 釣りは個人の趣味ゆえ、好みによって方法が変わることも多いです。ネットの情報の中には趣味優先のものも多いため、初心者には適さない場合があります。
(趣味優先の釣りもとても魅力があるため、釣りに慣れてきたらチャレンジすると趣味としての幅が広がります。) - ロッド折れやリールの故障等があった時に、店舗に行けばスムーズな対応がしやすいです。
- オリジナルロッド等の道具を出しているお店もあり、リーズナブルで十分な性能を持っているものも多いです。
1.2 大型チェーン店の釣具屋の良い点
大型店は多くの顧客を持つため、初心者にも親切に対応してくれることが多いです。
地域の釣り場情報も豊富で、相談に乗ってくれます。
また、価格帯も幅広く取り揃えているので、予算に合わせた選択がしやすいです。
1.3 小売店の釣具屋の良い店
値引きが大きな小売店もあり、常時ネットと同レベルというお店もあります。
また、地元の釣り情報に詳しい店員も多く、有益なアドバイスをもらえることが多いです。
2 釣具のインターネット通販を活用するメリットについて
インターネットのメリットを、注意点と合わせて記載します。
なお、最近は詐欺サイトも非常に多いです。釣具選びの注意点とは趣旨が異なるため、以降では触れていませんが、ご注意ください。
2.1 年間を通して安い商品が多い(小物は割高の場合があるため注意)
インターネットは通年安く買えることは大きなメリットです。セール時はさらに安くなります。
注意点として、ほとんど同じ名前だけれど別物であることも多いため、本当に注意が必要です。
偽物ではなく、メーカーが正式に出しているバリエーションの違いのため、ぱっと見が同じで本当にややこしいです。
【例1】同名ラインだが、素材違い、号数違い、配色パターンが違い
【例2】同名ルアーだが、サイズ違い、スリムとノーマル違い、浮力(浮く・沈む)違い
【例3】同名ウキだが、サイズ違い、シリーズ違い、浮力違い など
特に、〇〇という製品の場合に、〇〇DX、〇〇TR、〇〇SP、〇〇リミテッドなど、少し名称が違うと全く違う製品だったりするため、いざ届いたときに「間違えた」となります。
アルファベットや数字が一つ違うだけで大きく異なることも珍しくないです。
私も、アルファベットや少しの数字表記の違いに、本当に注意しながら買っています。
おそらく、届いた瞬間に箱が妙に小さく違和感を感じ、冷や汗が出る経験をした方は多いと思います。。。
私も何度も経験しており、お店で見て購入すれば避けられるミスなので、個人的にはお店とネットの金額があまり差がなければ、お店で買っています。
2.2 多数のお店にアクセスできるため、選べる商品が豊富
釣具は無数にあるため、店舗にない場合も多く、その場合はネットで調べながら購入することとなります。
なお、釣りを始めたばかりのうちは、釣具屋でも置いてある商品の方が扱いやすいことが多いです。
人気でお店に無かった場合を除いて、敢えてネットで探し出す必要性は少ないと思います。
自分の好みが明確になってきて、使いたい!と言う道具がある場合は、ネットで調べて購入することとなります。
ただ、その場合でも、可能な限り商品を手に取って見ることをお勧めします。
大型チェーン店であれば、製品によっては実店舗で取り寄せが可能な場合があるため、相談して見ると良いです。しかも、意外と簡単に手に入ったりします。
なお、取り寄せる場合は、物を見た結果で購入しない選択肢があるか(手数料が掛からないか)を必ず確認した方が良いです。
また、小規模メーカーでも良い製品を出していることが多いのですが、実店舗に置いてないことも多く、その場合もネットで探します。
なお、反対にネットでなかなか無かったのに、近所の実店舗にあったということも意外とあります。
加えて、そのように数が少ない製品は、ネット通販の割引も少なく、実店舗の方がポイント等を考慮すると安いことも多いです。
3 まとめ
この記事では、実店舗と通販の使い分けについて、これまでの経験を通して、私個人の考え方を参考に記載してきました。
実店舗、ネット通販のどちらも見ながら、趣味の釣りを楽しめるように活用いただけたら幸いです。
本記事トップで紹介しているリンク先では、連載としてお店での商品探しや、実店舗とネット通販の使い分けを解説しているため合わせてご覧ください。
※参考
本ブログでは、釣りを趣味として深めていきたい方や経験者向けに、釣り方毎の詳細や、釣具紹介等を掲載していく予定ですので、ご覧ください。
→本サイト全体の目次
また、釣りを始めたい方向け情報をまとめたカテゴリーページはこちらです。
→1_釣りを始めたい方、本格的にしたい方向け情報