釣り用クーラーボックス選び【東京向けのサイズと、5つのポイント】

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のびるら
のびるら

「釣り用のクーラーボックスを探しているけど、種類が多くて選ぶのが大変。

どのサイズがいいんだろう?
大きさ以外に、失敗しないためのポイントはあるのかな?

もし、おすすめのクーラーボックスがあるなら知っておきたい。」

と考えていませんか?

あなたは本記事を読むことで、次のことが分かります。

  • 東京の釣りに合うサイズの選び方
  • 失敗しないための「選ぶポイント5つ」
  • クーラーボックス12選

地域によって、釣れる魚の平均サイズや数は変わります。
あなたが本記事を読めば「東京の釣り」を前提とした知識を持てます。そして、迷わずに購入できるのではないでしょうか。

この記事を書いている私は、次のとおりです。

  • 関東在住、30年の釣り経験があり、130種類以上の魚を釣ってきました。
  • 現在は、仕事と子育て(小学生と幼児)をしつつ、東京湾で年間100匹~300匹釣っています。
  • 小学生のときに祖父から釣りを学んでから、ほぼ毎週父にせがんで一緒に行ってました。
  • 今では、エサ、ルアー、フライと様々な釣りで、岸や船から楽しんでいます。

クーラーボックスだけでも10個以上は購入して使用してきたので、その経験をもとにお伝えしていきます。

東京の釣りに合わせた、クーラーボックスのサイズの選び方

あなたがクーラーボックスを買うなら、サイズ(容量)から決めていくと選びやすいです。

後ほど「大中小3つのカテゴリー」をお伝えします。
「釣り場や交通手段」ごとに書くので、あなたが行きたい場所に当てはめて選べばベストなサイズが絞り込めます。

なお、サイズが使い勝手に与える影響は大きいです。
もし、「大は小を兼ねる」と思っているなら、検討する前に次を読んでみてください。
あなたにも当てはまるでしょうか?

クーラーボックス物語『大きすぎた・・・』

初めてのクーラーボックスを購入した東京都杉並区に住む杉田さん(43歳)です。
おトクに買えたクーラーボックスが玄関に届き、「40Lもあるし、なんでも入る!」と大満足です。

そして、釣り当日、今日は船釣りです。
電車釣行ですが、早朝で人が少なく快適です。

お店で氷を入れ、乗船したら釣りの始まりです。
アジやタイが順調に釣れ、多くの魚をクーラーボックスに入れられます。
杉田さんは「たくさん釣れた!家族も驚くだろう!」と嬉しくなります。

釣りが終わり、あとは下船だけです。
そして、クーラーボックスを持って、気づきました。
「すごい重いな・・。容量40Lって、最大40キロになるってことは、これ何キロあるんだ?」

しかも、帰りの電車は夕方で人が多くいました。
大きなクーラーボックスは周りのジャマそうで、気まずい思いをすることに。

やっとの思いで家に着きました。
台所では、魚を見て家族が喜んでくれます。しかし、杉田さんは冷蔵庫を見て気づきます。
「冷蔵庫に入るのか?そもそも食べ切れるんだろうか・・・。次は、持ち帰る数を調整しなきゃな。」

その後も、大きなクーラーボックスは台所で洗うのも大変。
ベランダに干しますが、「足場の邪魔かも。」と呟きます。

そして、この一日だけで「大きすぎて大変・・。持って帰る量を減らすなら、この大きさ意味ないし次どうしよう・・。」と思うことでしょう。

小・中・大の3つのカテゴリーとは?

上記のエピソードのように、容量は「移動しやすさ」「洗いやすさ」「収納しやすさ」に関わってきます。

そのため、あなたが満足するものを買うためには、次の「小・中・大の3つのカテゴリー」で考えて選ぶと使いやすいものが買えるでしょう。

  • 【小】15L:岸釣りメイン
  • 【中】25〜35L:船釣りメイン
  • 【大】50L以上:大物又は宿泊用

カテゴリーで考える、メリットはもう一つあります。
もし将来、あなたが異なるサイズが欲しくなったときに、異なるカテゴリーから選ぶことで使い分けができます。そして、役割が重複する無駄を避けることができます。

【小】15L:岸釣りメイン

「買い物カゴ」程度の大きさで、持ち運びしやすく車にも積み込みやすいです。

コンパクトで運びやすく、電車を利用した移動もラクです。

40cmのタイなら4〜5匹は入れられるので、「東京周辺の岸釣り」なら入りきらないことはほぼないでしょう。

また、ペットボトルや食料も入れられるので、夏場に飲み物を冷やせておけます。
釣りだけでなく、暑い日の買い物でも、車に気軽に乗せられて活躍します。

ただし、あなたが「船釣りをメイン」とするなら十分な容量とは言えません。
シロギスやハゼなど細身の魚なら問題ありませんが、例えば体高のある魚(タイなど)30cmが10匹も釣れると入りきらなくなってきます。

【中】25〜35L:船釣りメイン

このサイズなら船釣りでも、充分な魚が持ち帰られます。

交通手段が「電車なら25L」、「車なら35L」と考えると使い勝手が良いでしょう。
氷などの保冷剤の重さを考慮しても、なんとか持ち運びができる重さです。

あなたが東京湾の船釣りなら、「電車用の25L」でも満タンになることはほぼないでしょう。
もし満タンにすると、魚だけで20キロ近くになるので、ほとんどの家庭では消化しきれません。

それなら、「車用に35Lもいるのか?」と思うかも知れません。
35Lにする理由は、空きスペースを利用して食べ物や飲み物が入れられるからです。
真夏の船は暑くて冷たいものが飲みたくなるので、クーラーボックスに入れておくと快適です。
「魚とくっつくのが嫌だ」と感じるなら、袋でぶらたり、防水タッパーに入れれば、離しておけます。

なお、東京湾以外の大物が釣れる地域(日本海側や紀伊半島、九州など)なら、もっと大きいほうがよいです。

【大】50L以上:大物又は宿泊用

結論からお伝えすると、あなたが「東京近くで釣りを始めたばかり」なら、この大きさの出番はほぼありません。

東京湾(相模湾)でも、カツオ、マグロなどの大物を狙うなら必要ですが、釣り初心者が一人でこれらの釣りにチャレンジする機会はないでしょう。

また、このサイズになると大きすぎて、個人のクーラーボックスは船に乗せられないことがあります。(釣れた魚は、船上では共有クーラーボックスに入れて、帰港後に自分のクーラーボックスに移すことになります。)

このように出番が少ないので、必要性を感じてからの検討すれば間に合うのではないでしょうか。

失敗しないための「選ぶポイント5つ」

あなたが満足したものを買うポイントは、次の5つです。

  1. 保冷力
  2. 強度(頑丈さ。座れること。)
  3. 機能性(持ちやすさ。水抜き。フタの開き方。)
  4. カスタム(簡単でとても便利)
  5. 【補足】入れられない時の対応

1. 保冷力

クーラーボックスの断熱材には、次の3種類あり、それにより「保冷力」「重さ」「価格」が変わります。

保冷力重さ価格その他
発泡
 スチロール
111モノによっては、
保冷力が低い※1
②ウレタン1.5倍1.1倍1.1〜1.2倍
③真空パネル
 (6面)
10倍1〜1.5kg
3倍ネジ開けによる
カスタム不可※2
*出典「グローブライド株式会社(ダイワ) 製品カタログ(https://www.daiwa.com/jp/catalog)」
 「同社ISO PRESS(http://www.daiwa.globeride.jp/column/iso-press/2017/09/post-3.html)」を基に作成
※1:発泡スチロールの製品は、値段の幅が広く品質の差が大きいです。例えば、安すぎる(2〜3千円程度)と内部の発泡スチロールが少なくて薄かったり隙間があるので、実用性が低いです。外からは見分けられないので、この価格帯は避けた方が無難でしょう。
※2:真空パネルは穴が開くと壊れる(保冷できない)ので、ネジ止めができません。

あなたが購入するときには「②ウレタン」を選ぶと、値段や重さが同程度で、高い保冷力となるので、コストパフォーマンスが高くなるでしょう。

もし、あなたが「実際の使い勝手への影響はどうなの?」と気になる場合は、次のページも参考にしてみてください。
クーラーボックスの素材とは【合わせてチェックしたいポイント6つ】

また、予算が気になるなら、次のページが参考になるのではないでしょうか。
釣り用のクーラーボックスの値段(価格による違いと、予算の目安)

2. 強度(頑丈さ。座れること。)

頑丈さ

◯壁の強度

釣り場では、強くブツけがちで、壁が弱いと割れやすいです。

例えば、岸なら「防波堤の角」や「岩場などの尖った石」などにブツけたり、置いたりします。
船釣りなら「沢山釣れた満タンの重たいときに置く」ので強い負荷が掛かります。
とくに釣り終了後は、疲れていているので意図せず強くブツけてしまいます。

注意点として、「釣り用」と書いてあっても、安いもの(2〜3千円程度)は耐久性は高くありません。
そして、水漏れすれば使えなくなり、捨てるとしても大きめのクーラーボックスだと処分が大変です。

同様に、あなたが「キャンプ用クーラーボックス」を検討するなら、耐久性を確認した方が安心です。キャンプ用としてはコスパが良くても、釣りの衝撃は想定しておらず耐えられないリスクがあります。

後で紹介している「釣り用クーラーボックス」なら、これらの衝撃を想定して頑丈に作られているので参考にしてはいかがでしょうか。

◯ロック(留め具)の強度

クーラーボックスは蓋を閉めるロックが弱点になりがちです。
密閉性を高めるため、「ギュッと閉める」感じになるので、常に負荷が掛かるからです。

ハイエンド商品だと耐久性が高められています。
それ以外なら、後付けパーツ等で修理して使うこととなります。

座れること

椅子としても使えるクーラーボックスなら、休憩したりご飯も座って食べられます。

あなたが釣りに行くときに、「椅子を持っていくべきか?」という迷いがなくなります。

また、全体的に耐久性も上がるので、座らなくても長持ちしやすくなるでしょう。

3. 機能性(持ちやすさ。水抜き。フタの開き方。)

持ちやすさ

釣りでは、「釣り場まで歩いて移動」、「他の荷物と一緒に持つ」、「氷や魚で重たくなる」ことから「持ちやすさ」が使いやすさに直結します。

電車だけでなく、車であっても駐車場から釣りをする場所まで離れていることが多いです。
そのうえ、釣りでは、クーラーボックス以外に、釣具やエサ、食べ物なども一人で持つので、片手や肩で運べないと持ちきれません。

取っ手だけでなく、ショルダーベルトが付けられるタイプを選ぶと快適です。

水抜き

魚や氷が入っていても、水だけを抜くことができます。

クーラーボックスの使用方法として、氷と海水を入れて魚を冷やす」※のですが、帰宅時には海水だけ抜くと軽くなって運びやすいです。
※あなたが「合わせてクーラーボックスの使い方が知りたい」と思っていたら、次のページをご覧ください」→釣った魚をクーラーボックスで保存する方法(使い方のポイント3つ)

中身が入ったクーラーボックスは重く、魚がこぼれないように水を出すのは大変です。
一方で、水抜があればそのキャップを外すだけで水が抜けるのでとてもラクです。

また、使用後に水洗いするときにも、水を抜きならが洗えるので、ここでもラクができます。

フタの開き方

フタの空き方として、「両開き」や「フタが取り外せる」などの機能があるクーラーボックスもあります。

◯「両開き」のメリット

「片開き」だと、周りに荷物があるときや船などの限られたスペースでは、向きによっては開けません。とくに、魚が入って重たくなると持ち上げて向きを変えるのが大変です。
「両開き」のメリットは、購入前(軽い状態)は気づきにくいですが、使用後にメリットを強く感じます。

◯「フタが取り外せる」のメリット

こちらも購入前(綺麗な状態)は気付きにくいですが、実際に使うとメリットは大きいです。

そのメリットとは、使用後の洗浄や乾燥をするときです。

洗浄する場所(台所や洗面所などの水場)はスペースが限られているので、フタがあると壁などにあたって洗いにくいです。そして、水道から出した水が勢いよくフタにあたって飛び散り、あなたや周りをビショ濡れにします。

また、乾燥ではフタを外せば、しっかり乾燥できます。
クーラーボックスのニオイで悩む方は多いですが、フタが取り外して数日間乾燥させるだけで簡単に解決できます。特に日光を内側にあてれば、抜群に消臭できます。

フタ付きでも干せますが、フタの重みや風で勝手に閉まって生乾きになりやすいです。
その上、フタを全開にして乾燥すると負荷が掛かって壊れたり、一方で半開にすると日光と風が入らず渇きが悪くなりやすいです。

このように、フタの「両開き」や「取り外し」ができるものを選ぶと、あなたがクーラーボックスを快適に使用できます。

4. カスタム方法(簡単でとても便利)

釣り用クーラーボックスならシンプルな形状が多いので、「ロッドスタンド(竿立て)」などが後付けできます。「ショルダーベルト」のように簡単なものだけでなく、「ドリンクホルダー」「収納カゴ」などがつけられます。

真空パネルのクーラーボックスはネジ止め負荷ですが、ウレタンなどであればネジでしっかり固定ができます。

例えば、あなたがクーラーボックスを選ぶときに「ロッドスタンド付きのもの」にしなくても、後からつけられます。むしろ、後付けの方があなた好みになるのではないでしょうか。

元からついていると後悔しても変更は困難です。また、海で使用するなら、パーツによっては塩ガミで壊れるリスクも高いです。

一方、カスタムなら、クーラーボックスの選択肢が増えるだけでなく、「カスタムパーツの選択」や「着脱・交換」など対応の幅が広いです。
例えば、あなたが使ってみて「付ける場所を変えたい」「もう少し大きい方が良い」「やっぱり外したい」と思えば柔軟に対応できるでしょう。そして、結果として満足度は高くしながら、安く抑えやすいでしょう。

5. 入りきらないときの対応

クーラーボックスを買うためには、「サイズ(容量)」が重要とお伝えしました。

しかし、「満タンで入らなかったらどうしよう」という不安はどうしてもあるのではないでしょうか。その不安があると「必要以上に大きいものを買ってしまって失敗」となりかねません。

あなたが「入りきらなくても対策がある」ということを知れば、その失敗が避けやすいです。

そこで、ここではその対策についてお伝えしていきます。

とても簡単で、厚手のビニール袋を持っていくだけで解決します。
「買い物で鮮魚を買ったら、ビニール袋に入れて持ち帰る」のと同じです。

釣りの途中でも、岸釣りなら近くのコンビニで氷を買い足せますし、船釣りならバケツで生かしておけば鮮度が保てます。
港や近所のお店で発泡スチロールの箱を入手できることがありので、そうすれば保冷時間をながくできるでしょう。

とはいえ、大漁や大物が釣れることは貴重な機会なので、結果的に「溢れるほど魚が釣れる」機会は少ないことになります。
その瞬間は、あなたにとって嬉しく、対応も気持ちよくしやすいでしょう。

クーラーボックス12選

これまでお伝えした内容をもとに、コストパフォーマンスに優れたクーラーボックスを紹介していきます。

【小:岸釣り15L】

  • プロバイザーREX(PV – REX) GU1600【ダイワ】
  • クールラインα(α3) GU1500X【ダイワ】
  • フィクセル ベイシス 170【シマノ】

【中:25L(電車釣行がメインの場合)】

  • プロバイザーREX(PV – REX) GU2200【ダイワ】
  • クールラインα(α3) GU2500X【ダイワ】
  • SHU-WA ウレタンクーラー UL2500LH【秀和】

【中:35L(自動車釣行がメイン)】

  • プロバイザートランクHD2 GU3500【ダイワ】
  • ライトトランクα GU3200【ダイワ】
  • SHU-WA ウレタンクーラー UL900VX【秀和】

【大:50L以上】

  • トランクマスターHD2 SU6000【ダイワ】
  • SHU-WA ビックレジャークーラー 75SDL【秀和】
  • SHU-WA ビックレジャークーラー 56SDL【秀和】

 ※本ページ記載の実売価格は令和5年7月3日時点の参考価格

【小:15L 】のクーラーボックス紹介

プロバイザーREX(PV – REX) GU1600【ダイワ】

【特徴】

  • 釣り用クーラーはもともと頑丈ですが、この製品は「コーナー補強」などで耐久性をさらに高めています。(私も所有していますが、ハンドルなどのパーツを含めてとても頑丈です。)
  • フタが握るだけで開けられて、両開きで外すこともできるので便利です。座ることもできます。
  • ロックの構造が、頑丈で壊れにくいです。
  • デザインがシンプルで、使いやすいです。
  • デメリットは、ハイエンドなので相応の価格帯であることです。ただし、16Lという小さいサイズなら金額も低めなので、値引きを狙えば安く買いやすいです。
    あなたが岸釣りをしないなら必要ありませんが、岸釣りに行くなら長く快適に活躍すると思います。

クールラインα(α3) GU1500X【ダイワ】 

フタの投入口の「有り/無し」を選べます。(※「無し」は、製品名に”X”が付かない)

【特徴】

  • フタが両開きで取り外せます。座ることもできます。
  • GU1500Xならフタに小窓がついているので、魚を入れる際に冷気を逃さずに入れることができます。
  • デメリットとして、15Lなので容量が若干小さいです。このサイズの1Lの差は意外と大きいので、不安を感じる場合は16L以上が安心です。

フィクセル ベイシス 170【シマノ】

「ホワイト/ブルー」の2色から選べます。

【特徴】

  • フタが両開きで、引き上げるだけで開けられます。座ることもできます。
  • デザインがシンプルで、使いやすいです。
  • 容量が17Lで少し大きめです。
  • デメリットは、ハイエンドに近いので相応の価格帯です。

【中:25L 】のクーラーボックス紹介

プロバイザーREX(PV – REX) GU2200【ダイワ】

【特徴】

  • 釣り用クーラーはもともと頑丈ですが、この製品は「コーナー補強」などで耐久性をさらに高めています。
  • フタが握るだけで開けられて、両開きで外すこともできるので便利です。座ることもできます。
  • ロックの構造が、頑丈で壊れにくいです。
  • デザインがシンプルで、使いやすいです。
  • デメリットは、ハイエンドなので相応の価格帯であることです。加えて、容量が22Lなので、船釣り用としては小さいめです。

クールラインα(α3) GU2500X【ダイワ】

フタの投入口の「有り/無し」を選べます。(※「無し」は、製品名に”X”が付かない)

【特徴】

  • フタが両開きで取り外せます。座ることもできます。
  • GU2500Xならフタに小窓がついているので、魚を入れる際に冷気を逃さずに入れられます。

SHU-WA ウレタンクーラー UL2500LH【秀和】

【特徴】

  • コストパフォーマンスがとても良く、保冷機能が高いです。
  • 低価格で必要最低限の機能を充実させているので、フタが「両開き」「取り外し」といった便利機能はないです。
  • ロックの別売りパーツもあるので、メンテナンス性の高さも優れています。
  • デメリットは「いかにも釣り道具っぽいデザイン」だと思います。あなたが「これから、電車での船釣りに挑戦する」なら、「とりあえずコレ」と選んでも満足できて、長く使えると思います。

【中:35L 】のクーラーボックス紹介

プロバイザートランクHD2 GU3500【ダイワ】

「レッド/ブルー」の2色から選択できます。

【特徴】

  • 大きな魚もまっすぐ入れやすい長方形型です。
  • 片方にキャリアが付いています。これは、シンプルで壊れにくく、かつ邪魔になりにくいです。
  • フタが握るだけで開けられて、両開きで外すこともできるので便利です。座ることもできます。
  • ロックの構造が、頑丈で壊れにくいです。
  • デメリットは、ハイエンドなので相応の価格帯であることです。あなたが船釣りによく行くならその2〜3回程度の費用で、充実した機能のクーラーボックスが手に入れることができます。

ライトトランクα GU3200【ダイワ】

「レッド/ブルー」の2色から選択できます。

【特徴】

  • 大きな魚もまっすぐ入れやすい長方形です。
  • フタが両開きで外すこともできます。座ることもできます。

SHU-WA ウレタンクーラー UL900VX【秀和】

【特徴】

  • コストパフォーマンスがとても良く、保冷機能が高いです。(私も釣り用に本製品を使用していますが、保冷力に満足しています。)
  • 低価格で必要最低限の機能を充実させているので、フタが「両開き」「取り外し」といった便利機能はないです。
  • ロックの別売りパーツもあるので、メンテナンス性の高さも優れています。
  • デメリットは「いかにも釣り道具っぽいデザイン」だと思いますが、あなたが「車を持っており、これから船釣りに挑戦する」なら、しっかり活躍してくれると思います。

【大:50L以上】のクーラーボックス紹介

トランクマスターHD2 SU6000【ダイワ】

【特徴】

  • 片方にキャリア付きいており、シンプルなので壊れにくく、かつ邪魔になりにくいです。
  • フタが握るだけで開けられて、両開きで外すこともできるので便利です。座ることもできます。
  • ロックの構造が、頑丈で壊れにくいです。
  • デメリットは、ハイエンドなので相応の価格帯であることです。ウレタンにすると底面だけ真空パネルになるので、金額は更に高額になります。

SHU-WA ビックレジャークーラー 75SDL【秀和】

  • コストパフォーマンスに優れています。
  • このサイズになると高額かつスペースもとるので、満足したものを買いたいところです。
    この製品は、釣り船に備え付けられていることがあるため「プロも満足できるレベルの製品」なのでしょう。
  • そして、便利機能は無い代わりに、金額を抑えつつ基礎性能はしっかりしており、高い保冷力を持っています。
  • ロックの別売りパーツもあるので、メンテナンス性の高さも優れています。
  • 注意点として、このレベルのにあると載せられる車を選びます。事前にシュミレーションしておくと安心です。

SHU-WA ビックレジャークーラー 56SDL【秀和】

【特徴】

  • 先ほど紹介した「75SDL【秀和】」のコストパフォーマンスを維持しつつ、コンパクトにしたものです。
  • 私も所有しており、軽自動車(軽セダン)でも後部座席を畳めば入れられました。
  • 便利機能はない代わりに、金額を抑えつつ基礎性能はしっかりしているので、「保冷が低くて使えない」ということはないと思います。宿泊遠征でも使えるサイズなので、その保冷力でキャンプでも活躍するでしょう。
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