【東京・神奈川】その場で食べる釣り。簡単さやコストも紹介

1_釣りを始める。
のびるら
のびるら

「近くで、釣った魚を食べる体験をしたい。

簡単で、気軽な釣りが知りたい。」

と思いませんか?

この記事を読むと次のことがわかります。

  • 「その場で食べる釣り」ができる場所(都心近くだからこそ、豊富)
  • 簡単さやコストの違い
  • 家族連れ、カップル、大人数、それぞれの楽しみ。

なお、この記事は次の経験に基づいてます。

  • 関東在住、30年の釣り経験があり、130種類以上の魚を釣ってきました。
  • 現在は、仕事と子育て(小学生と幼児)をしつつ、東京湾で年間100匹~300匹釣っています。
  • 小学生のときに祖父から釣りを学んでから、ほぼ毎週父にせがんで一緒に行ってました。
  • 食べること、楽しむことを目的に、エサ、ルアー、フライと様々な釣りをしています。

「その場で食べる釣り」ができる場所

東京や神奈川は、自然が近くにあるため、釣り場が充実しています。

海だけでなく、淡水(川や湖)でも釣りができ、それぞれの魅力は次のとおりです。

海の特徴

広い海原を見ながら、釣りができます。

魚の種類が豊富で、特に東京湾は美味しい魚が多いです。そして、あなたが海釣りをすれば、釣った魚だけのおいしさが味わえます。

「景色、魚、味」が揃っているので、一生の思い出となるような経験を得やすいのが、東京湾の海釣りです。

釣れる魚

アジ、シロギス、タチウオ、カサゴ、ハゼなどです。

アジはスーパーで見かける魚ですが、東京湾のアジは質が高く、金アジとしてブランド化されています。

その他の魚も高級魚で、釣りなら鮮度が高いのでさらに美味しいです。

海で簡単に釣る方法

船や釣り堀なら簡単です。

ただ、味を求めるなら東京湾の天然魚が釣れる船となります。

なお、岸釣りの方が気軽なイメージがあります。
しかし、釣りができる場所が限定的だったり、小さな魚が多いので、経験と技術がないと難しいでしょう。

その場で食べる方法

岸釣りなら、小さなナイフがあれば刺身にすることができます。
海釣り施設や堤防は、火気厳禁と考えてください。経験と知識がある人がいないとトラブルになる可能性があります。

一方で、船釣りや釣り堀なら、あなたの近くにプロ(船長や管理者)がいます。
安心ですし、お店によっては料理を頼んだり、バーベキューができます。

東京神奈川の釣り場

その場で食べれる釣り場は次のとおりです。

釣り船、釣り堀、屋形船など、さまざまな体験から選ぶことができます。

  • 荒川屋(神奈川県横浜市金沢区)
    料理屋が併設されており、釣った魚の一部を刺身や天ぷらなどにして出してくれます。また、店内にバーベキュー施設があるので、下船後に利用できます。
  • 三喜丸釣船店(神奈川県横浜市金沢区)
    船上で釣りとバーベキューができます。その他、隣にある「八景島シーサイドスパ」を利用すれば、お風呂に入れるだけでなく、釣った魚の一部を料理してもらい入浴後に食べられます。
  • 屋形船(東京都沿岸)
    屋形船で釣りをしながら、宴会できます。海から見ると視界が広がり新鮮で、親しい人と一度でたくさんのことが体験できます。「屋形船 釣り」で検索するとたくさん選択肢があります。

淡水の特徴

山に囲まれた場所が多く、森林浴をしながら釣りができます。

緑が豊かな、澄んだ水辺がある環境なので、あなたはリフレッシュをつよく感じるのではないでしょうか。

釣れる魚

食べられる魚の種類は少なく、マス類(ニジマス、ヤマメ、イワナなど)がメインです。

淡水で簡単に釣る方法

「管理釣り場」とよばれる、自然の川や湖に、マスを放流した釣り場があります。

釣り方として、エサ、ルアー(擬似絵)のいずれかの選択して釣ることになりますが、エサの方が釣りやすいです。

その場で食べる方法

バーベキューで塩焼きにする方法があります。

(串焼きしてくれる釣り場もありますが、コロナの影響で停止している場合があります。)

東京神奈川の釣り場

数多くありますが、一例は次のとおりです。

  • 秋川国際マス釣り場(東京都あきる野市)
    電車とバスでアクセスが可能(本数は多くないので要事前確認)。車を使わずに、自然の中で釣りとバーベキューが楽しめます。
  • 氷川国際マス釣り場(東京都西多摩郡)
    釣った魚をバーベキューで食べられます。50円で処理するサービスもあります(混雑時不可)。
  • ベリーパーク FISH ON!王禅寺(神奈川県川崎市)
    アクセスが良いため、車だけでなく電車・バスでも行きやすいです。気軽なバーベキューなら候補に。
  • 早戸川国際マス釣場(神奈川県相模原市緑区)
    森林に囲まれたひろい渓谷の中で、釣りとバーベキューをしながら過ごすことができます。

簡単さ、コスト

大まかに次の5つに分かれます。そこで、それぞれの「簡単さ」と「コスト」などをお伝えしていきます。

  • 海の船釣り+お店で調理
  • 海の船釣り+バーベキュー
  • 海の岸釣り+自分で調理
  • 川や池の釣り+炭火焼き
  • 川や池の釣り+バーベキュー

海の船釣り+お店で調理

簡単さ

アクセスが良いうえに、道具は全てレンタル、釣り方のレクチャーが受けられます。

そのうえ、魚を料理してもらって食べるだけなので、とても楽です。

釣った魚は、普通は食べられないほど鮮度が良くて美味しいです。
あなたが家族や友人と一緒に行けば、一生話せる思い出になるのではないでしょうか。

次のサイトを見ると、全体の流れがわかります。
【神奈川】手ぶらでできる釣り体験:簡単に行けて、料理も頼める

コスト

一人あたり、乗船(半日)7千円、料理2千円くらいの合計1万円程度です。

お店で、別途お酒やつまみなどを追加することも可能です。

なお、横浜「八景島シーサイドスパ」なら、釣った魚を持ち込むことができ、料理とお風呂のセット(釣りパック)で2千5百円程度なので、お得感が高いと感じるのではないでしょうか。

また、東京の屋形船(船上で釣りしながら、料理してもらう)なら、1万2千円程度で釣りと宴会が楽しめます。

海の船釣り+バーベキュー

簡単さ

こちらも、上の「海釣りをして、お店で料理」と同じく、アクセスの良さ、道具のレンタル、釣り方レクチャーが受けられます。

ただし、釣った魚の処理が必要です。
処理の例はこちら→釣った魚の保存方法(少ない手間で、刺身をおいしく3日味わう)

また、食材の提供がなく、持ち込みだけの場合は、近くにスーパーがあると便利でしょう。

あなたや参加者の料理の腕前があるなら、新鮮な魚をみんなでたくさん食べることができます。

繊細な味を楽しむよりは、空と下で気持ちよく食べる雰囲気を楽しむことになりますが、新鮮な魚のおいしさには感動するでしょう。

コスト

一人あたり乗船(半日)7千円
一グループでBBQ台5千円程度が目安です。

別途、バーベキュー用の食材などの費用が掛かります。

海の岸釣り+自分で調理

簡単さ

簡単そうですが、東京神奈川では最も難しいです。

海や池等の水辺は立入禁止の場所が多く、知識がないと、そもそも釣りする場所が見つけられません。

人気の場所はすぐ埋まる、時期が外れると魚があまり釣れない、釣れても小さいなど、ハードルが多いです。

しかも、料理の制限も多いです。

海釣り施設や堤防は、基本的に火気厳禁です。
私有地(管理地)なので、「書いていないから大丈夫」ではなく「常識的に禁止」となります。(隣人の庭を借りているイメージ)

公開されていないローカルルールもあったりするので、「釣りや調理のスキルに加え、その土地に詳しい人」がいないと不可能と思った方がよいでしょう。

コスト

信頼できる経験者がいれば安く済みますが、なかなかいないのではないでしょうか。

無理して行ってしまうと、人間関係のトラブルだけでなく、法的な対応により高くつくリスクがあります。(お金の以上の問題となりかねません。)

川や池の釣り+炭火焼き

簡単さ

「山なのでアクセスしにくい」「コロナの影響で受け付けていない場合がある」という大変さはあります。

一方で、到着後は簡単です。
釣り道具はレンタルできますし、調理もお店任せだからです。

魚の炭火焼きはテレビなどでも見る機会が多く、実際に食べた思い出は記憶に残るのではないでしょうか。

コスト

料金として、魚を釣るために一人あたり3〜4千円程度かかりますが、焼くのは1匹数百円と手頃です。

川や池の釣り+バーベキュー

簡単さ

「アクセスが不便」「釣った魚の処理が必要」という場所が多いので、場所選びで大変さが変わります。

メリットとして、バーベキュー用の食材を用意注文できるところが多い傾向があります。

また、釣りをしながらバーベキューができるので、釣り、どちらをメインに楽しむか自由度が高いです。

コスト

料金として、魚を釣るために一人あたり3〜4千円程度、
BBQ台1千〜2千円程度(食材込みなら4〜5千円)が目安です。

家族連れ、カップル、仲間内での楽しみ方

人数や子どもの有無で、楽しみ方は変わってくるでしょう。

そこで、それぞれの楽しみ方について、お伝えしていきます。

  • カップルなど少人数
    「海の船釣り+料理」が有意義な時間を過ごせるでしょう。料理に集中することなく、会話や当日の思い出話がゆっくりできます。
    もし、あなたが屋形船を選んだなら、海からみる東京の景色が楽しめます。お酒を飲みながらゆったりとした時間を過ごすことができるので、一緒に行くかたがアウトドアに興味があるなら特別なデートや記念日にもぴったりです。
  • 小さな子ども連れ(〜小学生 低学年)
    「川や池の釣り+炭火焼き」か「川や池の釣り+バーベキュー」なら、道具の使い方もシンプルで、短時間で楽しめます。
    管理釣り場ならお子さんでも安心なので、家族みんなで安全に楽しむことができます。
  • 大きな子どもがいる家族(小学校 高学年〜)
    「海の船釣り+バーベキュー」なら、特別な思い出になるのではないでしょうか。様々な種類の魚を釣り上げることができ、その場で調理することで、釣りの楽しさと料理の楽しさを同時に味わうことができます。特に、船釣りでは大物が釣れる可能性もあり、家族全員で一生忘れられない体験になるでしょう。
  • 大人数でのイベント
    「海の船釣り+料理」「海の船釣り+バーベキュー」が盛り上がるでしょう。人数が多いほど、珍しい魚や大物が釣れる確率が上がり、盛り上がりやすいです。
    しかも、宴会が一緒なので、イベントとして思い出に残る時間を過ごせるでしょう。

まとめ

この記事では、都心近くで「その場で釣った魚を食べる体験」ができる場所や方法をお伝えしました。

東京や神奈川では、海や淡水での釣りを楽しみながら、その場で新鮮な魚を味わえる場所がたくさんあります。

特に、東京湾は岸から近いところで豊富な種類の高級魚が釣れて、身の質も高く人気です。その上、淡水の管理釣り場が選べます。

この記事の知識があれば、家族連れやカップル、大人数といったメンバーに合わせて、東京神奈川の自然を満喫できる人になれるでしょう。

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